税研ホーム>スタッフアドバイザー>新・実務トラブル>ダイジェスト版 お問い合わせ
スタッフアドバイザー on the web

●記事タイトル検索
 (1990.4〜最新号)
ご意見・ご感想本誌のご紹介本誌購読申込み

投稿コーナー目次
新・実務トラブルあなたなら…投稿受付
投稿受付中のテーマ一覧

岐路に立たされた?!社内クラブ活動
上司はわかってくれないが・・・ 介護の休暇をとりたい
新・実務トラブルあなたなら…ダイジェスト版
ダイジェスト一覧
2008年ダイジェスト

何が気に入らないの?私にだけつらくあたる同僚(08.11)
何て呼べばいい?年上の新人君(08.10)
会社は休憩所じゃない!昼休み中の昼寝(08.09)
ケチ?それとも思いやり?お酒の席での支払い問題(08.08)
本音はどうなの?職場での結婚祝い(08.07)
本当にエコ?職場のペーパーレス化(08.06)
僕は雑用係じゃない!新入社員ができること(08.05)
クールビズに比べてどうですか?ウォームビズの実施(08.04)
指導方法に困惑 叱ると落ち込む新人(08.03)
どう注意する?新入社員とブランド時計(08.02)
職場の華って?上司からの不快な激励(08.01)

新・実務トラブル あなたなら…

毎月様々なテーマに対して、あらかじめ選んでいただいた立場から、読者のご意見を述べていただく「新・実務トラブル あなたなら…」。

ここで取り上げるようなトラブルは、とかく曖昧な処置がされがちですが、立場を明確にすることで「どう対応するか」が見えてくるのでは、と考えました。

皆様からの、たくさんのご意見をお待ちしております。

■2002年6月号のテーマ
廃止すべきか迷っている?
入学お祝い金
(質問)
課内では仕事以外のおつきあいはあまりないのですか、課員のお子さんが入園、入学をするときは、課内全員からお金を集めてお祝い金を贈ります。設立以来の慣習でしたので、現在まで続けてきました。ところが、若い社員から、入園や入学祝いは必要ないから止めた方がいいと言う声があがりました。お子さんの数もみなそれぞれなので廃止するのも一案ですが、いつから止めればいいのかも問題だし、たいした金額ではないので、このまま続けて行っても良いのではないかと思うのですが?

〔ご意見の内訳〕

この質問に対して、次のような意見が寄せられました。



(強制ではないし祝う気持ちを贈ればよい)とするご意見

日本企業の風習のひとつとして残した方がいいと思う。こうした社内交際上の仕掛けがないと、個人としてお祝いをすべきがどうかとか、金額はいくらが適当かなどと他の人とのつりあいに余分な心配をしなければならないことになる。理想としては会社に共済会のようなものがあればその中で制度化してもらうにこしたことは無いと思うが、それまでの過渡的なものと考えれば、ムリのないものであることが肝要だ。

(サービス業 顧問)

慶弔は、全くプライベートのできごとと割り切り、自分と極く親しい社内の人には贈り、そうでない人には知らん振りというのは淋しすぎます。子供の数が人によって異なり、不公平だと考えるのが合理的思考なのでしょうか?自分の恋人や妻や子供の誕生日だの何記念日だと、それだけ大騒ぎしているようでは、ますます人間のスケールが小さくなってしまいませんか。

(繊維製品販売業 管理本部長)

私の部門では毎月、部費を徴収し、その中から歓送迎や慶弔費等をまかなっております。慶弔費については本人の結婚、本人の5日以上の入院見舞い、2親等以内の家族の葬儀、転勤や退職の際の餞別に限定しており、一律5千円としております。部費は役職に応じて5百円から千円の範囲です。

(商社 商品部 部長)

(課でまとめて贈るのは止めた方が良い)とするご意見

やめたほうがいいという意見の人が一人でもいるなら止めるべきです。私自身も、入園、入学祝いなどというものは、個人の付き合いの中でするに留めるのが妥当と思います。このまま過去の慣例に従って続けても、この課ではお互いの交流が深まるわけでもなさそうですし、むしろマイナス面の方が多いように思います。止める時期などは、所属長から一言「止めよう」と言ってもらえば、それですむのではないでしょうか。

(商社 総務部)

不況の今日は改革の時である。不要なお互いの交際費は切るべきである。個人の判断にまかせて課内として集金しない。子供の入学や子供の結婚などは、親しい友人のみでよい。たいした金額でないからというが、もらったほうもお返しを考えると面倒だし、金額によってはお返しができない場合もある。廃止の時期は年度変りか、新しい年に変る暦によるとよいだろう。

(鉄工業 顧問)

若い世代の人を中心にアフターファイブは会社の人とは付き合わず自分の時間として有効に使うという風潮が増えている。、この問題もそうした風潮の一環として捕らえることができる。原則的には廃止した方が良いと思うが、これまでお祝い金をもらった人は、もらいっぱなしになってしまうので結局は他の課員の子供が入学するときにはお返しをすることになろう。また、こう言う習慣を良しとする人も中にはいるので、課員全員から集めることを止め、有志によるお祝い金とすることが望ましいと思われる。

(物流業 経理部)

昔(60〜70年代)は会社では仕事以外のつきあいも大事と教えられてきた。時代(世代)は変り、集団から個への時代となり、会社も課全員の慰安旅行から,気の合った者同士のグループ旅行へと、価値観は変化している。よって、決め事みたいに集めるのはやめるべきである。

(金属製品製造業 グループ長)

休憩時間や飲食の場で、入学や入園の話題が出れば、素直に、おめでとうと言える関係にしていれば、いい。ムリにお金を贈ったりせず、本来の気持ちを伝える形式に戻ればいいだろう。時期は、来月からにすればいい。形式化してきたので、やめたいと言えば、いいだろう。

(建設業 統轄本部係長)

★詳しくはスタッフアドバイザー2002年6月号 P.128〜に掲載。

★次回は「役職をやめて「さん」で呼ぶ〜呼び合い方を変更したい」です。

(あわせて、会社でお困りのトラブル事例も募集しております。ご意見お待ちしております!!)

(編集部より)

日本の会社は家族的と言われたのは過去のことになりつつあります。日本特有の「お祝い」の慣習も廃止される方向にあるようです。子供の入園・入学までお祝い金を集めるのは止めるべきか、という設問ですが、7割近い方が「止めるべき」というご意見でした。

見方を変えれば、続けていってもよいと考える人が3割もいたということもできます。このようなお祝いの仕方は会社の社風が表れる部分でもあり、一概に廃止がよいともいえないのでしょう。ご意見の中には、出費の嵩む時期に助かったとか、お返しが大変なのでいらない、といった両極端なものもありました。

お祝いというのは結局は気持ちの問題です。ビジネスライクに仕事のこと以外は個人個人で、というのも1つの考え方ですが、お金やものでなくても「おめでとう」というひと言をかけてたり、入学式の日に休暇が取れるようフォローしてあげるというような気持ちは持ちつづけていきたいものです。

 


「実務トラブル あなたなら…」は皆様の投稿によって作られる読者参加型のコーナーです。「月刊スタッフアドバイザー」ホームページでは、購読者以外の方からも投稿を受け付けています。お気軽にご意見をお寄せください。(掲載分には薄謝進呈)



Copyright(C) Zeimu Kenkyukai 2004,Allrights reserved.
ご意見・ご感想本誌購読申込個人情報保護への取り組みについて