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2008年ダイジェスト

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何て呼べばいい?年上の新人君(08.10)
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新・実務トラブル あなたなら…

毎月様々なテーマに対して、あらかじめ選んでいただいた立場から、読者のご意見を述べていただく「新・実務トラブル あなたなら…」。

ここで取り上げるようなトラブルは、とかく曖昧な処置がされがちですが、立場を明確にすることで「どう対応するか」が見えてくるのでは、と考えました。

皆様からの、たくさんのご意見をお待ちしております。

■2002年11月号のテーマ
TシャツはOK? カジュアルデーの服装
(質問)
カジュアルデーを週に一回導入してから3ヶ月がたちました。社員には概ね好評のようです。しかし、ある男性社員が迷彩柄やアニメのキャラクター柄のTシャツで、出勤しているので気になっています。彼は内勤なのですが、私にはとてもだらしない格好に思えます。カジュアルデーの服装に関して特にマニュアルのようなものは作成していないのですが、ある程度規制したほうがよいでしょうか?

〔ご意見の内訳〕

この質問に対して、次のような意見が寄せられました。



Aのご意見

「職場にふさわしい」か否かの判断には性別・年齢・職階等により大きな個人差が生じること必至なので、職場としてのみだしなみが必要であればルールを設けざるを得ない。服装規定には、心構えに加えて男女それぞれにつき望ましくない服装の例を盛り込む。(1)素材…ジーンズ地、透明度の高いもの等、(2)色・柄…赤、ピンク、黄色等極度に派手なもの、迷彩・幼児向けキャラクター等、(3)デザイン・スタイル…ジーパン・半ズボン、肩・腹部等が露出するもの、スカート丈の短いもの、等の禁止例を条文化し、逸脱する職員については個別に指導教育する。

(公益法人 常務理事)

わざわざ、変な服装で周りを不快にさせるのは、いかがなものだろうか。この男性社員の場合は内勤だから、外部に見られる頻度は少ないが、もし業者が何かの修理などで社内に入ってきたら、どう思うだろうか。少なくともマイナスと受け取られて、最悪の場合、噂話に結びつくかもしれない。

(会計事務所 社員)

我社も6月から9月までの夏季と、それ以外の季節は毎週金曜日にカジュアルデーを実施しています。(1)シャツは襟のついたもの (2)ジーパンは駄目 等、規制されています。だらしないという感覚も年代によって異なり、若い世代はシャツをズボンから出して着るのが当たり前で、中高年はそれをだらしないと見るようです。しかし、会社は学校と違っていろいろな年代の人の集まりですから、相手に不快感を与えるのならそれは控えるべきで、そのためには、やはりある程度のルールは必要だと思います。

(コンサルタント及び業務受託 コンサル事業部)

カジュアルデーって何のためにやるのでしょうか?「自由な服装で、自由な発想をして、業務効率をあげましょう」なんて理由は、自由と言う言葉の魅力に惑わされているような気がしてなりません。百歩譲ってカジュアルデーを認めたとしても、自ずとその場に応じた服装というものがあるはずです。その場にふさわしい服装の基準は、個人個人の常識で判断されるものと思いますが、どうもこの常識という奴が昨今は個人によって海と山ほどの隔たりがあるようですので、職場にふさわしい服装をするような規則をつくるより仕方がありません。規則を作っていく過程で共有すべき常識も見えてくると思います。

(卸売業 管理本部長)

10人程度の会社なら、カジュアルでよいこともあるだろうが、ある程度の大人数の会社になると統一がとれたほうが印象が良いと思う。キチンと対応するには、キチンとした服装が大切であろう。男女とも身だしなみは大切。服装によって気持ちの締まり方も違う。私も新調の背広や、高価な背広を着るときは、身も心も引き締まる。我が家に帰って脱ぐと心もゆったりした気持ちになる。今は自由時間が多いのだから、その時にカジュアルな服装を楽しんだら良い。

(情報処理サービス業 参与)


Bのご意見

職場にふさわしい服装の定義があるなら、カジュアルデー制度は必要ないのではないか。制服のない会社の女性社員の場合、Tシャツまたは同素材の服装について、だらしないと感じるのだろうか?男性はYシャツからTシャツに変わるというギャップがあるので、だらしないと感じるのではないだろうか。ただし、対外的に問題または、社内の半数以上の者がだらしなく思える服装には問題あり。職場にふさわしい服装のカジュアルデー制度の導入であれば、ノーネクタイに留めておくのがよいと思う。

(製造業 係長)

カジュアルデーをなぜ設けたのか、ということについて考えるべきだと思います。週1日のカジュアルデーで果してどのくらいの効果が上がるのか、大いに疑問の残るところですが、いかに目障りとはいえルールを設けて服装を規制することは、自由な発想を生み出す基を規制するに等しい行為だとは言えないでしょうか。カジュアルデーを採用した以上、「働く場に相応しくない」ということは規制する理由にはならないのではないでしょうか。水着姿や下着のままなどは論外ですが、とくに風紀を乱すおそれがあるものでない限り規制すべきではないと思います。

(研究施設賃貸業 総務課長)

当社は、毎週水曜日と金曜日を「カジュアルデー」としております。 気持ちを切り替える事により新たな発想・柔軟な考えが生まれるのを期待したものです。極力規制をしないよう運用しておリますが、「社会常識」から判断し男性の場合に「半ズボン」「サンダル履き」等は、自粛させております。「Tシャツ」は、普段家庭で良く着ている服装でしょうから構わないと思います。Gパン、Tシャツ、スニーカーは認めております。

(卸売業 総務部長)

ファッション関係で新しいものは、とかく論議の対象になるもので、規制の必要はないと思われる。但し、公序良俗に反するようなものは規制すべきであることは勿論である。迷彩服もアニメのキャラクターのTシャツも見方によっては好感を持てるものかもしれない。担当者はこのことを理解したうえで自分一人の感覚で物事を判断すべきではない。どうしても気になるのであれば、上司や周りの人に相談して考えるべきである。

(物流業 経理部)

実害が無いのであれば、とやかく言えないのでは?迷彩柄やアニメ柄がだめで、露出度の高い格好はいいのか?という理論も考えられるのでは?TPOを考えるべきではあるが、規則を作るのは学校でやる水準であり、社員は生徒・学生ではない。

(卸売業 総務部主任)

★詳しくはスタッフアドバイザー2002年11月号P.128〜に掲載。

★次回は「ホントはやめたい?社員旅行に行きたいですか」です。

(あわせて、会社でお困りのトラブル事例を募集しております。ご意見おまちしております。)

(編集部より)

7割の方が何らかの規制は必要というご意見でした。見方によっては、規制がなければ「適切な服装」をしてもらうのは困難だということの表れともとれます。年代もファッション感覚も様々な人の集まりですからまったくの自由というのは難しいのでしょうか。

県庁など公的機関で、数年前に導入したカジュアルデーを見直すという報道もありましたが、市民や県民から「だらしない」という指摘があったということも影響したようです。どんな人が来訪するかにもよるのでしょうが、そのような縛りのあるところにはカジュアルデーそのものがなじまないものなのかもしれません。

どんな制度でもそうですが、どういう目的で導入するのかがはっきりしていないと、期待する効果が得られないだけでなく、余計な問題を抱え込むことになりかねません。スーツを着ていてもだらしなくみえる場合はありますし、夏などは動きやすい格好のほうが効率があがることもあるでしょう。

緊張感をもって仕事をしたい人もいれば、リラックスしてくつろいだ気分の方がよい人もいるのです。「カジュアルな服装をする」ことが目的にならないよう、本来の目的を明らかにすることがまず第一に必要ではないかと思います。



「実務トラブル あなたなら…」は皆様の投稿によって作られる読者参加型のコーナーです。「月刊スタッフアドバイザー」ホームページでは、購読者以外の方からも投稿を受け付けています。お気軽にご意見をお寄せください。(掲載分には薄謝進呈)



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