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2008年ダイジェスト

何が気に入らないの?私にだけつらくあたる同僚(08.11)
何て呼べばいい?年上の新人君(08.10)
会社は休憩所じゃない!昼休み中の昼寝(08.09)
ケチ?それとも思いやり?お酒の席での支払い問題(08.08)
本音はどうなの?職場での結婚祝い(08.07)
本当にエコ?職場のペーパーレス化(08.06)
僕は雑用係じゃない!新入社員ができること(08.05)
クールビズに比べてどうですか?ウォームビズの実施(08.04)
指導方法に困惑 叱ると落ち込む新人(08.03)
どう注意する?新入社員とブランド時計(08.02)
職場の華って?上司からの不快な激励(08.01)

新・実務トラブル あなたなら…

毎月様々なテーマに対して、あらかじめ選んでいただいた立場から、読者のご意見を述べていただく「新・実務トラブル あなたなら…」。

ここで取り上げるようなトラブルは、とかく曖昧な処置がされがちですが、立場を明確にすることで「どう対応するか」が見えてくるのでは、と考えました。

皆様からの、たくさんのご意見をお待ちしております。

■2002年12月号のテーマ
ホントはやめたい? 社員旅行に行きたいですか
(質問)
私は今年、社員旅行の準備委員に任命されました。弊社は毎年恒例で土日の会社の休みを利用して、貸し切りバスでいけるあたりの温泉地に1泊で出かけます。希望を聞いてまわったところ、本当はいきたくないけれどしぶしぶ参加している、という人が多くて愕然としました。個人でどこにでも旅行に行ける時代なので、そろそろ廃止したほうがよいのでしょうか?

〔ご意見の内訳〕

この質問に対して、次のような意見が寄せられました。



Aのご意見

社内の上下左右の親睦を深めるということのようだが、何か企業家族主義のカビ臭い匂いがする。幹事をやった人は良く知っているが結構トラブルも多い。セクハラまがいのことも開放感の中で公然と行われがちで、社内の親睦を図るには逆効果ですらある。私はその金でホテルなどでのパーティー、あるいは海外旅行(経験上、海外へ行くとおとなしくなる人が大半)を提案したい。

(ビルメンテナンス業 総務部調査役)

いつリストラされるかわからないような状況にあって、会社に対しても醒めた目で見ざるを得ない時代です。社員旅行は会社の上下関係がそのまま持ちこまれますし、女性社員にセクハラまがいの行為も心配されます。少数でも行くのが苦痛な人がいるならば、全員参加(希望者だけといっても心理的圧迫で気の弱い人は断りにくいのが実情)の社員旅行は廃止すべきだと思います。

(研究施設賃貸業 総務課長)

社員旅行=古いやり方を押し付ける、という印象はあるので、廃止の方向は、今の時代当たり前であろう。社員が自由に参加できる場を作ったり、補助するなど、別のやり方をさがすとよい。どうしてもしたいなら、できるだけ小規模な単位で、気軽に参加できる内容へ変える必要がある。

(建設業 統括本部課長代理)

みんなが納得できるものなら構わないでしょうが、誰も行きたくない旅行をやることはかえって会社への帰属意識を希薄化し、人材流出にも繋がりかねないと考えます。ただ単に幹部クラスの自己満足のために、若しくは毎年の恒例だからという理由だけで社員旅行をやるのであれば、それは考えものです。

(商社 人事総務マネージャー)


Bのご意見

最近新聞を賑している事件をみると、社内で「ほうれんそう」が行われず上下の意思の疎通が無いように思える。社員の末端まで温泉につかり、裸のつきあいがあればこういう悲劇は起こらない。予算の関係で1泊しかできないのであれば、2泊目分を個人負担をかけてでもやるべきだ。かみしもを脱いで話し合いができるのは宴会のよさでもある。定年後にはよい思い出になること間違いない。

(鉄工業 顧問)

組織が円滑に運営されるためには、気遣いと思いやりと多少の自己犠牲と我慢は不可欠です。社内旅行で、仕事仲間の仕事以外の素顔を知って親しみがもてたり、共感できれば、仕事は楽しくスムーズに流れるのではないでしょうか?気乗りしなくても、少し我慢して、社員旅行に参加するのも決して無駄とは思いません。

(卸売業 管理本部長)

全員参加の旅行会においては、職場以上に気を使うものである。そこで、温泉旅行をするグループ、ハイキングをするグループ、観劇をし終了後に食事をするグループ、など希望でグループ分けして実施すれば今よりもっと楽しい慰安会になるのではないだろうか。税務上も全員が一時に同一の場所を旅行しなければならないということはない。

(物流業 経理課)

★詳しくはスタッフアドバイザー2002年12月号P.136〜に掲載。

★次回は「メルアド変更は不便?旧姓のまま仕事をしたい」です。

(あわせて、会社でお困りのトラブル事例を募集しております。ご意見おまちしております。)

(編集部より)

「社員旅行は必要」という回答はなんと3割以下。幹事さんや「不況の中でも社員に報いるために社員旅行ぐらいは…」と考えておられる経営者の方にとっては、寂しい結果となりました。

最近、「上司が部下を育てなくなった」「頼れない上司ばかり」「言うことをきかない部下が増えた」「新入社員に常識が通じない」といった話をよく聞きます。よくよく聞いてみると、お互いの認識不足による場合がほとんど。つまり、相手を知らない、知ろうともしないことに原因があるように思います。余裕があった時代には上司と部下、あるいは同じ職場内に仲間意識がありました。時にはプライベートの相談にものったりしながらよくも悪くも家族的な雰囲気の中で仕事をしてきたのです。社員旅行はそんな時代の象徴かもしれません(中には税務対策という会社もあるでしょうが…。)。

現在は会社でのつきあいもドライになりがち。「自分の時間を大切に」ということはすばらしいことだと思います。しかし、組織がスムーズに動いていく要素は業績だけではないのでは?そんな気もしてきます。その形が「社員旅行」という形ではなくなってきているようですが、一緒に働く人たちを理解する機会は必要なのではないでしょうか。



「実務トラブル あなたなら…」は皆様の投稿によって作られる読者参加型のコーナーです。「月刊スタッフアドバイザー」ホームページでは、購読者以外の方からも投稿を受け付けています。お気軽にご意見をお寄せください。(掲載分には薄謝進呈)



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