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旧姓使用によって、前の姓で築いてきたキャリア、実績や信頼関係が保たれること、さらに改姓したことを対外的に説明する必要がなく、プライバシーも保護される利点がある。社員の個性を尊重したうえで、旧姓使用の範囲を明確(必要ならば旧姓を併記)にしたうえで、法令等の規定に抵触するおそれがなく、会社の職務遂行上、また、事務処理上で支障がないものについて旧姓使用を認めるべきだし、男女共同参画社会の実現に向けた取組みとしても意義があると思う。
(建設業 部長)
旧姓を使用することを認めてもかまわないと考えていますが、社外からの電話等で、結婚後の姓名しか知らない人からの問い合わせが、本人に伝わらない事がないように、社内には十分知らしめておく必要はあると思います。契約書等の法律行為の際には戸籍上の姓名を使用することは勿論ですが、社内での呼び名が戸籍と一緒でなくてはならないなどと硬直的に考える必要はないのではありませんか。
(卸売業 管理本部長)
結婚という個人的なことで、社内や取引先まで混乱させる必要はない。今回、前例を作っていくことになるが、すでに結婚して、戸籍上の姓を既に名乗っている人には適用しないことだ。適用してしまうと、余計な混乱を生じてしまう。「今回から」でハッキリとしたルールを作ればいい。
(建設業 統括本部課長代理)
前例がないという理由だけなら、今回で前例をつくるべきでしょう。そのこだわりさえなくせば、今までと何ら変更がないのだから、デメリットはないと考えます。既婚女性社員に関しては、変更の手間などが考えられるので、旧姓使用のデメリットとメリットを比較させ、当人に選ばせるのがよいと思います。
(出版 営業部長)
私の会社では本人の判断に任せています。ほとんどの人は結婚とともに新しい姓に変更しますが、中には旧姓の方が通りがよいということでそのまま旧姓で通す人もいます。ある程度長く勤めている人はすでに会社の内外に名が知られているため、とくに社外に対しては旧姓のまま通す方が便利なようです。夫婦別姓が法的に制度化されていないので、結婚したら会社宛て新姓を届出ることはもちろん必要ですが、普段使用する姓は言ってみればその人を識別するための記号のようなものですから、本人や周囲の人々からみて分かり易いのが一番で旧姓をそのまま使用しても良いと思います。
(研究施設賃貸業 総務課長)
弊社では、本人の希望により会社では旧姓を使用する女性社員が数名おります。確かに、対外的・社内的(営業所等)に旧姓のままの方が良いと判断した結果です。もちろんメールアドレスも旧姓のまま使用しています。すでに婚姻により姓が変わった社員から、旧姓を使用するように変更したいという希望はありませんでしたが、いつから又は希望者のみ等会社の都合で基準を決めて良いと思います。夫婦別姓の時代です。柔軟な対応が求められるかと思います。
(製造業 経営企画室)
私も旧姓をそのまま使っています。海外のまったく会った事もない人々とメールのみで仕事することも多いのですが、アドレスの変更などを多数の人々に知らせる必要がなくてホントによかったと思います。また、不必要なお祝いなどを受けることもありませんでした。昔は結婚後仕事を続けることがまれでしたが、女性の家事負担が減った現代では結婚でやめるケースの方がまれです。また、離婚や死別などで姓がもどる場合もあります。会社側も柔軟に、現代の変化に対応するべきだと思います。
(製造業 財務部)
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