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2008年ダイジェスト

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新・実務トラブル あなたなら…

毎月様々なテーマに対して、あらかじめ選んでいただいた立場から、読者のご意見を述べていただく「新・実務トラブル あなたなら…」。

ここで取り上げるようなトラブルは、とかく曖昧な処置がされがちですが、立場を明確にすることで「どう対応するか」が見えてくるのでは、と考えました。

皆様からの、たくさんのご意見をお待ちしております。

■2003年2月号のテーマ
すすんでいますか?社内リサイクル
(質問)
ひところ注目された社内リサイクル運動も最近は皆関心が薄く、コピー用紙の再利用やごみの分別などが以前ほどはされておりません。そこで、各部署で担当者を決めて行ってもらうことにしたのですが、結局は女性社員におしつけるだけという形になってしまいました。分別などの時間のコストを考えると、それは総務部でやるべきだという意見もでています。どのように対処するのが良いと思いますか?

〔ご意見の内訳〕

この質問に対して、次のような意見が寄せられました。



Aのご意見

コピー用紙の無駄を無くすアイデアを募集して優秀な社員は表彰するとか、分別の箱のデザインを工夫してみるなど、リサイクル=面倒ではなく、リサイクル=楽しいことと考えられるような「仕掛け」をしてみるべきだ。

(金融業・企画室)

(1)分別BOXの中に仮に違ったものが入っていることが発覚した場合には、工場入り口にそのゴミを全部広げて見せて、全員で分別をやり直す。(誰か一人が悪いのは全員の責任)

(2)分別BOXやリサイクルBOXをライン単位に設け、かつ責任者を決める等の方法で行っている。

(製造業 部長)

すべてを総務部がやるのではなく、各フロア−に分別できるような回収ボックスを用意してあげれば、簡単にできることと思います。また、常日頃から会社で癖をつけることで、家庭においても同じ意識を持てるようにもなると思います。何でも他人まかせではなく、自分のことはじぶんでやるという意識を持つことも大切であり、社会人としてのモラルの向上にも繋がるのではないでしょうか。

(商社 総務部)

弊社は製造業という事もあり、業者にごみを引き取ってもらっていますが、最近は分別が細かく、間違っていると引き取ってもらえません。そこで、事務所及び現場のごみ置き場を分別にあわせています。もちろんごみ置き場の設備や分別について言葉・絵で表示したりという総務部の対応は欠かせません。誰かが分別するのではなく、会社として分別する体制を整えると、各自が意識し全員で活動できると思います。

(製造業 経営企画室)

コピー用紙の再利用やごみの分別などに全社が一丸となって取り組んでいるとアピールすれば、会社によい評判が立つ。分別などの時間のコストを考慮して、それは総務部でやるべきという意見もあるが、宣伝活動の効果のほうが時間的コストよりも大きい。

(会計事務所 社員)

社長がリサイクル好きということが大きいと思うのですが、ゴミもかなり細かく分別し、最近ではそれが当然のこととなっています。大筋を決めるところまでは総務でやるにしても、全従業員が参加したほうが意義があると思います。いまや環境への配慮は当り前で、このくらいのことができなければ、企業として生き残っていけないと思います。

(商社・経理部)

女性社員にしわ寄せが来るのは、リサイクルを難しい手順でやるからである。リサイクルボックスが遠い場所にあるとか、方法が図示されてなかったり、間違いを誰も指摘しなかったり、運用に問題がある。1人が少しの時間でやれば問題がないのに、特定の部署や人間に押しつけることに問題がある。誰でもできることから、やれるよう口うるさく言っていくことだ。

(業種 建設業)


Bのご意見

ここは総務部門の出番なのではないでしょうか。社内統一の取扱基準を設け、全員に周知すれば、社員はそれに従ってリサイクルに協力するでしょう。必要性は理解しているのですから、浸透は確実です。リサイクル運動は今最も必要な運動であることは明白。しかし、各自に任せると実効がどの程度あがるか不安です。確実に進めるために総務部が中心になるべきです。

(情報処理サービス業 参与)

正直いってリサイクルといわれても、取り組む時間がありません。環境問題に取り組むことも大事ですが、企業は利益をあげなければ意味がないと思います。全員でやることはそれほど重要ではないのでは?担当を決めてまとめて行うほうが現実的なのでは。

(サービス業・営業主任)

★詳しくはスタッフアドバイザー2003年2月号P.130〜に掲載。

★次回は、「あなたはどう思う?電話応対は女性がよいか」です。

(あわせて、会社でお困りのトラブル事例を募集しております。ご意見おまちしております。)

(編集部より)

各種リサイクル法が立て続けに改正・創設されたのがほんの2年程前。「リサイクルは当然のこと」という意識が浸透したのか、それとも深刻化するゴミ問題を受けてか、8割以上の方が各自の取組みの必要性を支持する結果となりました。また、「B」と答えた方もほとんどが「リサイクルは重要」ということについては異論がないように思えます。

何でも回収に出せばそれで終わり、というわけではありません。ビンやカンなら分別する、コピーは裏まで使ってクリップやホッチキスの針ははずす、などひと手間かけることが必要になります。大筋では総務等が音頭を取ることにはなるでしょうが、個々人の取組みがあった方が確実に効果はあります。人任せではどうしてもやらない人が出てくるからです。

簡単なことから初めて徐々にハードルを上げていくのも一つの手。あとは、何と言ってもトップの姿勢ではないでしょうか。リサイクルに限ったことではありませんが、社長の意識が高いか低いか、最終的にはこれに尽きるような気がします。



「実務トラブル あなたなら…」は皆様の投稿によって作られる読者参加型のコーナーです。「月刊スタッフアドバイザー」ホームページでは、購読者以外の方からも投稿を受け付けています。お気軽にご意見をお寄せください。(掲載分には薄謝進呈)



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