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2008年ダイジェスト

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新・実務トラブル あなたなら…

毎月様々なテーマに対して、あらかじめ選んでいただいた立場から、読者のご意見を述べていただく「新・実務トラブル あなたなら…」。

ここで取り上げるようなトラブルは、とかく曖昧な処置がされがちですが、立場を明確にすることで「どう対応するか」が見えてくるのでは、と考えました。

皆様からの、たくさんのご意見をお待ちしております。

■2003年4月号のテーマ
お客様は神様?マナーの悪い客への対応
(質問)
私はセルフサービスの飲食店で店長をしていますが、注文の際に携帯電話をしだして行列ができてしまうケースや、店内で騒いだり、飲食物を持ち込むなどのマナー違反が増えています。私はお客様の非を責めるようなことは避けるべきだと考えていましたが、他のお客様に迷惑をかけるような行為は即刻注意すべきだという従業員もおります。お客様をなくすことになっても時には強い態度に出ることも必要なのでしょうか。

〔ご意見の内訳〕

この質問に対して、次のような意見が寄せられました。



Aのご意見

従業員でフォローできる範囲は、心で怒って顔は笑顔で応対するのが望ましいと思いますが、他のお客様にご迷惑がかかる場合は別。その他大勢のお客様(リピーター)を失うことになると思います。マナーの悪いお客様に対して、注意する必要はあると思います。ただし、人前で恥をかかせない配慮は考えないといけないと思いますが…。

(建設業)

お客様相手の商売では、お客様第一に考えるべきと思う。しかしながら、そのお客様が商売の邪魔をしたとなると話は別である。ただし、相手は悪意を持ってしているのではない。できるだけソフトに注意すべきである。マナーさえ守ってもらえば良きお客様になるのであろうから、例えば張り紙をして気づかせるなどをするとよい。

(物流業 経理部)


Bのご意見

基本的には一部のマナーの悪いお客のせいで、他の客が不快な思いをすることは、絶対にさけるべきです。日本人は言わな過ぎではないでしょうか。お客同士では注意し合うのは難しく、いくら不快に思っていても言えないのが本当のところでは。ただし、プロたるものお客を上手になだめ、諭すことが求められます。外国の有名ホテルのスチュワードなどを参考にしてみてはいかがでしょうか。

(総務部 調査役)

お客様を持ち上げるのがサービスではなく平等の立場から接客しないと真のサービス業が成り立ちません。お店の店長も含め従業員も人間に興味を持ち、相手の気持ちを察しモラルの向上を日々努力していかなくては。また、商品の回転率&売り上げの事&効率性UPが店長さんの頭を支配している状態では、お客様の洞察力に重点を置けないので、この問題は解決しないと思います。

(飲食業 マネージャー)

注意された側が逆ギレすることに、従業員は尻込みするだろうから、ユーモアを交えた対策を提案したい。セルフサービス店なら、BGMの合間に何パターンかの注意事項のテープを流したり、イラスト付の注意メモを各テーブルに立てる…。従業員がユーモアを交えることに慣れれば、従業員の質の向上にもなり、マナーの悪いお客様も減ると信じている。

(卸売業 主任)

従業員同士でどうしたらお客様を不愉快にさせずに注意できるかの知恵を出し合うのも一つの方法ではないでしょうか。相手に非があり、その上当方が誠意を尽くし、それでも怒り出すお客様であれば、それこそ他の良質なお客様の迷惑ですから、他の大切なお客様を失わないためにも、強い態度に出ることも必要だと思います。

(卸売業 管理本部長)

私も注意を受けたことがある。その時は注意してくれてありがとうと思い、きちんと対応したつもりだ。注意される側がその注意に感謝することもある。責任者は使命をもって注意したら良いと思う。注意する人も少なくなったそうだが、小さいことはさておき、常習的なもの、勘違い的なものは注意すべきだ。

(情報処理サービス業 参与)

店内を気分のいい状態に保つのが客に対する店側の根本的な義務です。マナーの悪い客をのさばらせるのは、客を平等に扱うという基本姿勢にも違背して、結果として絶対多数のまともな客の支持を失うことになります。経営上の悪影響を防ぐためにも、店側は強腰に出るべきで、その無法の度合いが手におえない場合は、遠慮なく警察の手を借りることも考えるべきでしょう。

(サービス業 顧問)

★詳しくはスタッフアドバイザー2003年4月号P.156〜に掲載。

★次回は、「どう付き合えばよいか?ウマが合わない上司」です。

(あわせて、会社でお困りのトラブル事例を募集しております。ご意見おまちしております。)

(編集部より)

Aを選んだ方が12%いましたが、意見をみてみると「何らかの注意は必要」という内容がほとんどでした。注意をされるほうも嫌でしょうが、このごろ、注意したばかりに更にいやな気分が続いてしまうことが良くあって、うんざりした気分にさせられます。マナーとは、相手の立場に立って少し考えてみれば守れることで、人がお互いに興味を持ち合えば、相手の気持ちを重んじることができるようになるのではないでしょうか。悪いうわさは早く広まります。あそこのお店はマナーの悪い人が多くてくつろげない、なんていううわさが立ったらあっというまです。これは、飲食業に限ったことではありません。ほんとうに大事なものを見失わないようにしたいものです。



「実務トラブル あなたなら…」は皆様の投稿によって作られる読者参加型のコーナーです。「月刊スタッフアドバイザー」ホームページでは、購読者以外の方からも投稿を受け付けています。お気軽にご意見をお寄せください。(掲載分には薄謝進呈)



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