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2008年ダイジェスト

何が気に入らないの?私にだけつらくあたる同僚(08.11)
何て呼べばいい?年上の新人君(08.10)
会社は休憩所じゃない!昼休み中の昼寝(08.09)
ケチ?それとも思いやり?お酒の席での支払い問題(08.08)
本音はどうなの?職場での結婚祝い(08.07)
本当にエコ?職場のペーパーレス化(08.06)
僕は雑用係じゃない!新入社員ができること(08.05)
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指導方法に困惑 叱ると落ち込む新人(08.03)
どう注意する?新入社員とブランド時計(08.02)
職場の華って?上司からの不快な激励(08.01)

新・実務トラブル あなたなら…

毎月様々なテーマに対して、あらかじめ選んでいただいた立場から、読者のご意見を述べていただく「新・実務トラブル あなたなら…」。

ここで取り上げるようなトラブルは、とかく曖昧な処置がされがちですが、立場を明確にすることで「どう対応するか」が見えてくるのでは、と考えました。

皆様からの、たくさんのご意見をお待ちしております。

■2003年6月号のテーマ
外国語と日本語どちらが大事?会社の国際化って?
(質問)
弊社でも国際化を目指して外国語の堪能な社員を入れたいという社長の意向で、留学経験者や帰国子女等を多く会社に雇いました。しかし、日本語がままならない人が多く、敬語が使えなくて取引先から変な顔をされたり、理解能力に欠けるのか仕事の意思疎通に障害が起きることも。仕事を教える前に言葉の話をしなければならないのはとても骨が折れます。日本の会社なのだから、日本語ができる人を雇うべきだと思いますが、グローバル社会といわれるこの頃、あなたはどう思いますか?

〔ご意見の内訳〕

この質問に対して、次のような意見が寄せられました。



Aのご意見

語学力以上に優れた知性や人間性という部分を大切にして欲しいと思います。かといって、語学力、とりわけ英語力の重要性は国際社会においてどうしても否定できません。新規採用のみならず、会社として全社員に学ぶ機会を与える必要があるでしょう。同時に日本語が苦手な人を採用したときは、会社はその人に、何らかの形で日本語を学ばせればよいと思います。

(商社 総務部)

社長には何か考えがあるのかも。あなたの知らないところで新しい計画が進んでいるのかもしれません。せっかくだからこの機会に自分も英語力を磨いてみたらいかがでしょう?

(商社・係長)


Bのご意見

日本語のままならない社員に日本の習慣や日本語を教育し直すのと、外国語が苦手な社員に外国語を習得させるのでは、後者の方が容易であると思われる。日本語(習慣を含む)の難しさと外国語(特に英語)の難しさを比較すると日本語の方が圧倒的に難しいからである。従って日本語がしっかり出来る社員を雇うことが正しいと思う。単に外国語が得意であるということが、即仕事に結びつくということはありえない。

(物流業 経理部)

たとえば海外の技術を導入するとか、海外に市場を求めるなどの目的があれば、同じ留学経験者等を採用するにしても採用目的もはっきりしてきますし、日本語能力の欠如を補って余りあるだけの成果が期待できますが、国際化そのものを目的とした留学経験者等の採用では、弊害が先に立って、それを補うだけのメリットを見出すことは困難です。

(情報システム 課長)

英語ができても、日常会話ができるというレベルであって、いざビジネスに入ると日本語も英語も「ビジネス用語」の理解ができず、入社後2ヶ月で追い出された社員もいました。外国語ができるのは道具に過ぎないのであって、仕事ができること、日本語で最低限のコミュニケーションができることは、日本の会社の社員として当然です。

(IT関係 財務部)

日本の企業が世界の企業を相手として今後も発展していくための対抗手段が、グローバル化のみとは思えません。企業内の円滑なコミュニケーションにより、組織を強化し、効率化を推進し、企業の力を向上させていくことこそ大切だと考えます。日本に営業の基盤を置いて商売をしていく以上、まずは正しい日本語能力が必要です。グローバル化という言葉に躍らされて、足元がぐらついていては、企業の生き残りはありえません。

(卸売業 管理本部長)

私はいわゆる「帰国子女」で日本の大学に編入しましたが、実はその時に一番困ったのが「日本語」でした。その後英語力だけが評価されたような形で就職が決まりましたが、それは、英語など年に一度使うかどうかの仕事でした。結局、英語ができる=優秀な人という勘違いで採用された私は、1年でそこをやめました。英語を使って何をやらせるのか、ということを考えずに、ただ「英語のできる人材」を採用するのはナンセンスだと思います。

(金融業)


ABどちらも大事

中学から大学院までアメリカで教育を受け、米国採用を経て日本に派遣された人がいました。当初は彼の日本語はやたらに丁寧かと思うと突然くだけた言い回しになったり、日本の商習慣に不案内だったりしましたが、専門分野での知識を生かしながら足繁く客先をまわるうちに社内外での彼の評価は確実に上がっていきました。言葉はあくまで手段ですが、手段なくしてのコミュニケーションも成立しません。一番大事なのはその人の資質と何ができるか・何がやりたいかではないでしょうか。

(製造業 マーケティング)

★詳しくはスタッフアドバイザー2003年6月号P.138〜に掲載。

★次回は「社内も大迷惑?借金の取立てが会社にくる」です。

(あわせて、会社でお困りのトラブル事例を募集しております。ご意見おまちしております。)

(編集部より)

ITの普及、規制の緩和などでますますボーダーレス化が進む中で、国際化しようとする企業にとって、言葉の問題はネックになります。中国ビジネスの成功は通訳の選択にある、といわれるほどです。私の経験ですが、語学を3ヶ国語以上話せる人は、人間的にも柔軟な人が多いようです(カルロスゴーンしかり、です)。相手の文化に合わせてスイッチを切り替える力が自然と備わっているからでしょうか。


「実務トラブル あなたなら…」は皆様の投稿によって作られる読者参加型のコーナーです。「月刊スタッフアドバイザー」ホームページでは、購読者以外の方からも投稿を受け付けています。お気軽にご意見をお寄せください。(掲載分には薄謝進呈)



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