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2008年ダイジェスト

何が気に入らないの?私にだけつらくあたる同僚(08.11)
何て呼べばいい?年上の新人君(08.10)
会社は休憩所じゃない!昼休み中の昼寝(08.09)
ケチ?それとも思いやり?お酒の席での支払い問題(08.08)
本音はどうなの?職場での結婚祝い(08.07)
本当にエコ?職場のペーパーレス化(08.06)
僕は雑用係じゃない!新入社員ができること(08.05)
クールビズに比べてどうですか?ウォームビズの実施(08.04)
指導方法に困惑 叱ると落ち込む新人(08.03)
どう注意する?新入社員とブランド時計(08.02)
職場の華って?上司からの不快な激励(08.01)

新・実務トラブル あなたなら…

毎月様々なテーマに対して、あらかじめ選んでいただいた立場から、読者のご意見を述べていただく「新・実務トラブル あなたなら…」。

ここで取り上げるようなトラブルは、とかく曖昧な処置がされがちですが、立場を明確にすることで「どう対応するか」が見えてくるのでは、と考えました。

皆様からの、たくさんのご意見をお待ちしております。

■2003年7月号のテーマ
社内も大迷惑? 借金の取り立てが会社にくる
(質問)
わたしの部のA君のところに不審な電話がかかってくるようになりました。よく聞いてみると、金融業者からの借金の返済が滞っていて、その催促の電話のようです。仕事中に何度も来るし、脅しに近いようなことを言ったりしているようです。本人も仕事に集中できないようですので、こういう電話をもう止めるように、会社として金融業者に言おうと思うのですが、どうでしょうか。

〔ご意見の内訳〕

この質問に対して、次のような意見が寄せられました。



Aのご意見

会社のとるべき措置としては、雇用している社員の生命、財産、健康を守る義務がある以上、会社として金融業者に対して、脅しまがいの催促を止めるように言うべきだ。あわせて、社員に対する日常の金銭教育も大切。当面の生活資金等についての対処法(サラ金対策)についての会社としてのアドバイスは、自己責任時代という厳しい環境下の社員教育の重要課題だ。

(建設業 部長)

お金さえあれば、あらゆる欲望が満たせ、いとも簡単に借り入れのできる現代社会。借入れが全て悪いとは言いませんが、コマーシャルでも言っているように計画性が必要です。本件の場合は、すぐに本人から事情を聞き、返済する方法を考えなければなりません。仕事に支障があるなしなどの次元の問題ではなく、社会人の先輩として出来る限りのアドバイスをすべきです。

(卸売業 管理本部長)

具体的に、業務に支障が出るなら、もうそれは「本人の問題」を超えている。

  1. 1対1で、本人を呼んで、事実関係を聞く。今後の対応を相談する。
  2. 会社として、私的な電話をかけてもらうことに苦情を言うことだ。会社が責任を持って返せなどと言われても、それは本人の責任であることを明確に伝える。
  3. 会社にかかって来なくなっても、水面下で状況が悪化している場合もあるので、時々、面談して聞くことだ。
(建設業 経営統括本部課長代理)

社員は勤務時間中は会社の仕事をしているのである。仕事に集中できないくらい頻繁に、また、脅迫的言辞を弄して取り立てることは社業を妨害していることにも等しい。会社は取り立て業者に、こういった電話は止めてもらうように言った方がよいことは間違いない。こういった問題に詳しい法律の専門家や、場合によっては警察とも相談して解決策を探したほうがよいと思う。

(物流業 経理部)

私もそのような社員を見たことがある。給料日になると飲み屋の女将さんや借金の取り立てがくる。仕事もだらしなかった。その人は、その後退職させられた。社内を混乱させ、会社の信用を大きく落とし、社会的にも許されない行為を何年も続けたためだ。会社の信用を守るためにも、早く対策を打つべきだ。

(情報サービス業 参与)


Bのご意見

私の会社にもまったく同じような電話がかかってきていました。「とぼけるな!頭にキタから今からそっちにいく!場所を教えろ!」などという脅しも受けました。来るわけない、と思っていてもやはり怖いので地元の警察にすぐ届け出ました。NTTに迷惑電話おことわりサービスも申込みました。相手はこちらが女性だとわかると余計に脅し口調になるようなので可能なら男性社員に代わってもらうのもよいかもしれません。

(建設業 事務)

基本的には本人の問題なので、事情もわからずに両者の間に入ると、相手は会社が責任をとるものと判断し、会社に乗り込んできたり、社長と直接話をさせるように要求してくることも考えられ、かえって大きな問題に発展しかねません。弁護士を紹介してあげるのもひとつの手段です。ただし、内容を聞いた上で、それが救いがたいものであれば、会社としては心を鬼にしてA君を見捨てることも考えるべきでしょう。

(商社 総務部)


★詳しくはスタッフアドバイザー2003年7月号P.138〜に掲載。

★次回は「初めは張り切っていたのに 新人指導係が5月病?」です。

(あわせて、会社でお困りのトラブル事例を募集しております。ご意見おまちしております。)

(編集部より)

先日、小学校に借金取り立ての脅しの電話をかけてきた男が逮捕されたと言うニュースを聞きました。人件費削減の流れもあり、住宅ローンの返済に困窮していたり、クレジット払いの返済が膨らみすぎるなどの問題を抱えている人も少なくないようです。しかし、社会的にも信用ある社会人たるもの、悪徳金融業者にだまされないように、きちんとした判断力をもたなければなりません。お金の話は大っぴらにしてはいけないものという風潮が日本にはあるようですが、これだけトラブルが発生している現状をみると、学校や家庭で、あるいは職場で、金銭に関する教育も必要ではと、思えてなりません。


「実務トラブル あなたなら…」は皆様の投稿によって作られる読者参加型のコーナーです。「月刊スタッフアドバイザー」ホームページでは、購読者以外の方からも投稿を受け付けています。お気軽にご意見をお寄せください。(掲載分には薄謝進呈)



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