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2008年ダイジェスト

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新・実務トラブル あなたなら…

毎月様々なテーマに対して、あらかじめ選んでいただいた立場から、読者のご意見を述べていただく「新・実務トラブル あなたなら…」。

ここで取り上げるようなトラブルは、とかく曖昧な処置がされがちですが、立場を明確にすることで「どう対応するか」が見えてくるのでは、と考えました。

皆様からの、たくさんのご意見をお待ちしております。

■2003年10月号のテーマ
休み時間はくつろぎたい…全員でランチに行きたがる部長
(質問)
私の部は部内全員(総勢10名)でお昼を食べにいくのが慣わしです。部長が仕切って好きな店に行きますがもちろん部長のおごりではありません。先日部長に来客があり、12時過ぎても話が終わらないようだったので、それぞれ好きな店にでかけましたが、部長はコミュニケーションの大事さがわかっていないと怒り、雰囲気が悪くなってしまいました(全員ランチは続いています)。お昼休みくらいはくつろぎたいと思うのですが、部長にどう話したらわかってもらえるでしょうか?

〔ご意見の内訳〕

この質問に対して、次のような意見が寄せられました。



Aのご意見

少なくとも以前であれば「組織が個々に優先する」と言ってもよかった時代はあったとは思います。しかし今は個性を大事にし、その個性をいかに組織の活性化につなげるかを考えるのが管理職の仕事です。部長の考えは既に時代にそぐわないと言うべきでしょう。

(IT関係 財務部)


Bのご意見

可能であれば、次長や課長に彼らの意見として提案してもらうのがベストでしょうが、それも無理であれば、仕事に関連していることを勉強するという理由で事務所でお弁当を食べるとか、××に旅行いくためにお金がいるので節約のため今日からお弁当にします、と適当な理由をつけて最初はここ2ヵ月間は、とか言えば、なんとか部長も理解してくれるかも。。

(電子部品輸入 人事総務マネージャー)

ときどき一緒に行くのは良いが、いつも同じだと支障が出ることを理解してもらうのが先決だ。 昼休みも、いろんな人と交流したり、違った店へ行って、違う見聞をさせることが会社としては大事だろう。こうしたことを言っても理解が得られないなら、休憩時間を拘束することは、労働基準法上、まずいことを人事部から通達してもらうしかない。それを部員が言っても効果は薄いだろう。

(建設業 経営統括本部課長代理)

部長以外の8名はどう思っていらっしゃるのでしょうか?同じようにくつろぎたいと考えていらっしゃるのだとしたら、さりげなく用事があるそぶりをして、徐々にそういう慣わしを無くしていかれたらよいのでは?と思います。逆に、こちらから部長に全員ランチの日を予定したりして、自分の時間もコミュニケーションの時間も、両方大事だということが、うまく部長に伝わればわかっていただけると思います。寂しがりやの部長なのかもしれません。

(建設業 総務部経理課)

コミュニケーションは大事だが昼休みを自由に過ごしたいのも事実であること、昼食会は継続するが一月に一度程度開催することにし、あとは自由に過ごさせてもらいたいこと、行く店は全員で決めさせてもらいたい旨を、部長の感情を考慮しながら進言してはどうかと思う。全員が楽しんで参加することが真の意味でコミュニケーションを良くする条件だと思われるからである。

(物流業 経理部)

昼食時間は勤務時間でないことは明らかですが、部長の意思もわからなくもありません。ここで重要なのは、それぞれの部員の意思だと思います。文面には「お昼休みくらいはくつろぎたい」と書いてありますので、その意思がないのでしょう。きっぱり言ってもやんわり頼んでもどちらでもよいと思いますが、職場での人間関係もありますのでやんわり頼めばよいのではないでしょうか。

(出版 商品開発)

このケースの場合、きっぱりと部長に言ってはいけない。「おれは嫌われているんじゃないのか」と不安になるからである。何かと理由をつけて、部下を攻撃するのではないか。伝えるときには、部長のプライドを傷つけないようにじっくり説明して、理解させないと、コミュニケーションにヒビが入る。

(会計事務所 社員)

本件の部長は、何か大きな勘違いをしているとしか思えません。部内全員で昼食をとることに反対意見が述べられないこと自体が、コミュニケーションのとれていない証拠であり、コミュニケーションの大事さがわかっていないのは部長自身ではないでしょうか。

(専門商社 管理本部長)

本件、部長の立場からみれば、できるだけ部下と話し合う機会をつくりたいのだろう。昼休みなどの自由な時間に部下と話すことで、「インフォーマル・コミュニケーション」をもっと深くし、人を動かす原動力としたいとの狙いがあるはずだ。そういう意図を考慮した上で、上司の立場やプライドを傷つけない配慮が大切。

(建設業 部長)


★詳しくはスタッフアドバイザー2003年10月号P.138〜に掲載。

★次回は「タオルの洗濯は誰がやる?どうする?お茶当番?!」です。

(あわせて、会社でお困りのトラブル事例を募集しております。ご意見おまちしております。)

(編集部より)

昼休みは自由に過ごす時間という認識は皆さんが共通して持っているようですが、問題はそれをどう部長に伝えるか、です。「きっぱり」より「やんわり」を選ばれた方が多いのは、日本の会社の雰囲気を良く表していると思います。連れ立ってランチに行く姿をたまに見かけますが、オフィス街のランチタイムは戦争状態。あまり大人数で行くとお店も他のお客さんもいい顔していないようですヨ。コミュニケーションとカタカナにしてしまうと、その本質がわかりにくくなりますが、相手の気持ちを思い、考えることが大事と感じます。


「実務トラブル あなたなら…」は皆様の投稿によって作られる読者参加型のコーナーです。「月刊スタッフアドバイザー」ホームページでは、購読者以外の方からも投稿を受け付けています。お気軽にご意見をお寄せください。(掲載分には薄謝進呈)



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