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2008年ダイジェスト

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新・実務トラブル あなたなら…

毎月様々なテーマに対して、あらかじめ選んでいただいた立場から、読者のご意見を述べていただく「新・実務トラブル あなたなら…」。

ここで取り上げるようなトラブルは、とかく曖昧な処置がされがちですが、立場を明確にすることで「どう対応するか」が見えてくるのでは、と考えました。

皆様からの、たくさんのご意見をお待ちしております。

■2004年3月号のテーマ
成果主義とはいうけれど…成績がよければ遅刻してもよい?
(質問)
弊社が成果主義を導入して1年たちます。A君は成績優秀で部の要の社員ですが、遅刻が多く毎日必ず5分〜10分遅れてきます。弊社はフレックス制ではないので何度か注意をしていますが、やることはちゃんとやってるし、そのぐらいはいいじゃないですか、と平然と言います。仕事ができれば良いというのでは、何か間違った成果主義であるような気がしてなりません。規則は守らせるべきと思いますが、いかがでしょうか?

〔ご意見の内訳〕

この質問に対して、次のような意見が寄せられました。



Yesのご意見

彼が優秀であればこそ、会社としてルールは守らせるべきである。また、成果主義というものは規則の一つであり、規則の範疇で成果を判定するものであるからこそ、守らせるべきである。基本的な規則も遵守出来ない社員はまず評価に値しない。

(非鉄金属製造業 課長)

5分や10分と、本人は思うでしょうが、その間、周りの人が迷惑しているとは考えないのでしょうか。時間を守ることは社会人にとって常識と言っていいほど大事なことなのでは。また、業務の成績だけでなく、普段の行動も評価対象にすべき。そうでなければ、会社組織としてうまくいかなくなると思うのですが…。

(事務職)

集団が組織として機能するためには、ルールが必要です。「やることはちゃんとやっている」というのは、個人レベルの話であり、組織の一員としてのやるべきことがあるはずです。一人の能力を過大評価して、組織の力を失ってしまっては、会社の発展は望めません。

(卸売業 管理本部長)

目標管理などを導入して、時間管理が出来なければ達成できない目標をいれてはいかがでしょうか。何を成果とするのかを見直すことが必要かもしれません。本当にA君は要の優秀な人材ですか?他に悪影響を及ぼしたりしていませんか?

(キャリアカウンセラー)

成果主義の勝者は将来の幹部になる可能性を秘めた人材である場合が多いと思いますが、ルール違反を野放しにしていては、それが習い性になって、人材を無にしかねません。上司はその誤りをよく言い聞かせるべきでしょう。

(サービス会社 顧問)

この会社の成果主義というものが、直接的に表面に現れる成果だけを評価の対象とするならば、第二、第三のA君のような人間が現れてもおかしくない。問題はA君の認識の誤りから来ているのであるから、それを自覚させるようにすることが大切なことである。

(物流業 経理部)

成果主義、目標管理評価などが一時ブームのように導入されましたが、実際の運用に入ると、様々な問題がおき、また元の評価体制に戻した企業もあると聞きます。基本は、就業規則等を遵守しながらの成果主義とならなければ社会人としての評価はなされないのではないでしょうか。

(小売業 経理課主任)

業務内容と規則があわないといことは検討する必要があるかと思いますが組織に属している以上きめられたルールを最低限に守ることはあたりまえのことです。信条として、こんな人間は大成しないと思っています。

(販売 課長)


Noのご意見

組織人として時間を厳守することは重要であると考えるが、成果主義であるならば裁量範囲も広くするべきであり、5分、10分レベルの遅刻で厳しく言うのは当人のモチベーションを下げることになると思う。

(食品 商品開発)

こういう人種をうまく使って業績をどう上げるかは管理職の手腕の1つ。基本的には規則を守るだけで仕事のできない人間よりかはどれだけましか、ましてやこの会社は成果主義を導入したというではないか。それに合わせてフレックスなどの制度の導入を真剣に考えるべき時に来ているといえよう。

(建設業 調査役)


★詳しくはスタッフアドバイザー2004年3月号P.140〜に掲載。

★次回は「えっ、出世はイヤ?本当は出世したくなかった部下」です。

(あわせて、会社でお困りのトラブル事例を募集しております。ご意見おまちしております。)

(編集部より)

サラリーマンもお気楽な時代ではなくなって、仕事の結果が評価される時代です。しかし、仕事は周囲との連携プレーですから、約束事を守ることは当然です。フレックス制の導入も一案でしょう。社会全体に余裕がなくなってきていますが、こういうセリフが出ることは、相手を思いやる気持ちに欠け、職場がぎすぎすしているのかもしれません。気を落ち着けてリラックスして仕事に望みたいものです。


「実務トラブル あなたなら…」は皆様の投稿によって作られる読者参加型のコーナーです。「月刊スタッフアドバイザー」ホームページでは、購読者以外の方からも投稿を受け付けています。お気軽にご意見をお寄せください。(掲載分には薄謝進呈)



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