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2008年ダイジェスト

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新・実務トラブル あなたなら…

毎月様々なテーマに対して、あらかじめ選んでいただいた立場から、読者のご意見を述べていただく「新・実務トラブル あなたなら…」。

ここで取り上げるようなトラブルは、とかく曖昧な処置がされがちですが、立場を明確にすることで「どう対応するか」が見えてくるのでは、と考えました。

皆様からの、たくさんのご意見をお待ちしております。

■2004年6月号のテーマ
サラリーマンの宿命??上司に取り入ったほうがよいか?
(質問)
私は中堅の製造業に勤務しています。私の上司は次期役員就任を上層部から約束されているといい、俺に逆らえば明日はないと脅します。他の部長を悪く言ったり、ぺこぺこする部下の評価を上乗せしたりする部長が、本当に役員になれるのかと疑問に思いますが、確かに現役員には気に入られているようです。同僚はもっと上司に気に入られるようにしたほうがよいと忠告してくれるのですが、こんな人が上に立ったら会社はだめになると私は思っています。会社員を続けていくには、上司に取り入ることも必要なのでしょうか。

〔ご意見の内訳〕

この質問に対して、次のような意見が寄せられました。



Yesのご意見

現在の会社でそれなりの地位と給料を確保し続けるということなら答えはイエスでしょう。どのような会社員生活を続けたいのでしょうか。むしろそれをご自身に問われるほうが意義があると考えます。

(サービス業 主任)

会社員なのですから、上司とうまくやっていくのは当然です。「無理についていかない」というのは大概の場合は単なるサボタージュです。本当に上司が”悪(会社の利益に対して)”なのか再検討し、本当に”悪”ならば、それを重用している会社は後がないはずですから退職することをお勧めします。

(市場調査業 企画調査部 部長補佐)

同僚が忠告をしたところをみると、あなたの場合は取り入ったほうが無難のようだ。部長の性格が好きか嫌いかを選択基準としているようなのも気になる。サラリーマンとして生きるということは、難しい生き方の選択なので、生きていくにはそれなりの才能も覚悟も必要。

(サービス業 主任)

会社員を続けていくのであり、出世を望んでいるのであれば、取り入る必要があります。今の仕事が好きなだけであればその必要もないでしょう。妥協していくのもある意味テクニックだと思います。自分の中で折り合いがつかなくなったときが、辞め時です。

(製造業 責任者)

このような上司に対してはあまり真剣に考えず、喜ばせておけば害にはならない、取り入ることも仕事の一つとドライに割り切る必要があると思います。逆に言えば上手な人間関係を築けばバックアップもしてくれる可能性があるということです。上に立って会社が駄目になるような人だったら、現役員からも期待はされないのではないでしょうか。現役員はあなたとは違う目で人を見ているのだと思います。

(運輸業 経理部)


Noのご意見

私も若い頃はこのようなタイプの上司とは距離を置いていました。しかし、現在は中堅社員となり、またローンを抱え、子供が出来て、立場が付いて回るとそうは簡単にいかないものだということを痛感します。ただ、気に入られるように取り入ったとしても、この激変の世の中、将来は勢力図が変わっているかもしれません。自分にうそをついてまで気に入られようとする行動は、下手をすると自分にしっぺ返しをもたらすような気がします。

(サービス業 経営企画室)

こんなことを考えるより、仕事に専念したほうがいい。他の社員よりいい仕事をすれば、おのずと道は開けるのでは?もちろん、社会人としてのマナーをわきまえて「尊敬できない」上司と接する必要があるのは言うまでもありません。

(卸売業 人事総務マネージャー)

自己の権威を暈に部下に対し服従を求めるなど言語道断!この様な人物を時期役員に推挙する上層部も全くの同罪。貴方の将来を考え一日も早く見切りをつけるのが賢明と思います。

(食品製造業 代表)

自己嫌悪に陥り、毎日を憂鬱な気分で仕事をして行くよりは、自分に正直に溌剌と生きて行くほうが好ましいのではないでしょうか。ただ、現役員に気に入られているようであるということは、偏見を捨ててもう一度見直してみたら尊敬すべき点も見つかるかも知れません。徒に反抗する必要は勿論ありませんし、必要以上に取り入る必要もありません。自然体で接してゆくべきだと思います。

(卸売業 管理本部長)

常に自分のキャリアアップを心がけ、いつでもチャンスがきたら飛躍できるように準備をする事が重要です。そして、日常業務上は、その上司以上に人望がある人とコミュニケーションをとるように心がけ、会社全体を把握できる体制にして、その嫌がらせをする上司とは業務以上に関わらないようにすべきです。

(小売業 経理課主任)

この上司が全ての面で能力が高く、的確な判断、指示がたった一人で行えるような人物でない限りついて行く必要はないと思います。勝手につぶれるでしょう。元来、上司の言う事を聞く、というのは、上司が能力が部下よりも高い場合に限った事であって、これまでの年功序列によって単に上の位についただけの上司達では、能力が部下より高いという例はそれほど多くないようです。

(製造業 研究開発)

上司や今の上層部は自分の将来を保証してくれるほど、長く会社にいるとは限らない。会社の将来を作るのは、自分や部下である。そう考えれば、ムリに取り入っても仕方ない。彼らが引退しても、会社を存続させるには、自分たちがしっかりとした判断能力や技能を修得しておくことが大切である。ただ、生理的に合わないからと言って、すべてにノーというのも、やりすぎである。仕事の目的などをよく考えて判断、行動したいものである。

(建設業 経営統括本部課長代理)


★詳しくはスタッフアドバイザー2004年6月号P.130〜に掲載。

★次回は「会社が転職活動を認めている?退職する人・残る人」です。

(あわせて、会社でお困りのトラブル事例を募集しております。ご意見おまちしております。)

(編集部より)

今回は、若者(20代)はYESと答える人が圧倒的で、年齢が上の人や役職者はNOという答えが目立ちました。昨今の若者の就職難を反映してか、やっと入れた会社なのだからうまくやっていきたい、という気持ちが表れているようです。変化が早い現代、今日の勝ち組は明日の負け組かも?何が起きても動揺しないよう、ネットワーキングを怠らないことが大事、ということでしょう。


「実務トラブル あなたなら…」は皆様の投稿によって作られる読者参加型のコーナーです。「月刊スタッフアドバイザー」ホームページでは、購読者以外の方からも投稿を受け付けています。お気軽にご意見をお寄せください。(掲載分には薄謝進呈)



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