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2008年ダイジェスト

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何て呼べばいい?年上の新人君(08.10)
会社は休憩所じゃない!昼休み中の昼寝(08.09)
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本音はどうなの?職場での結婚祝い(08.07)
本当にエコ?職場のペーパーレス化(08.06)
僕は雑用係じゃない!新入社員ができること(08.05)
クールビズに比べてどうですか?ウォームビズの実施(08.04)
指導方法に困惑 叱ると落ち込む新人(08.03)
どう注意する?新入社員とブランド時計(08.02)
職場の華って?上司からの不快な激励(08.01)

新・実務トラブル あなたなら…

毎月様々なテーマに対して、あらかじめ選んでいただいた立場から、読者のご意見を述べていただく「新・実務トラブル あなたなら…」。

ここで取り上げるようなトラブルは、とかく曖昧な処置がされがちですが、立場を明確にすることで「どう対応するか」が見えてくるのでは、と考えました。

皆様からの、たくさんのご意見をお待ちしております。

■2004年10月号のテーマ
去るものは追わず?女性社員突然の退職
(質問)
期待し、鍛えていた部下の女性社員から、突然会社を辞めると言われました。理由を聞いたところ、結婚しても続けていこうとがむしゃらにやってきたけれど、仕事の量も減らすこともできずに両立することができない、仕事をする気持ちが続かなくなったというのです。男性女性の別なく、同じように仕事をさせてきたのですが、それが間違いだったのでしょうか。職種柄、毎日定時で帰ることは不可能です。私としては、仕事を続けて欲しいと思うのですが・・・。

〔ご意見の内訳〕

この質問に対して、次のような意見が寄せられました。



Aのご意見

経験的に、今思いとどまっても、「退職」の意思は遅かれ早かれ出てくるものと思う。特に、家庭との両立とか、仕事以外に力を注ぐ必要がある立場で、仕事量が減らないなら、パンクするのは目に見えている。本当にこの女性のことを考えているなら、彼女が考えて出した結論をぜひ尊重してあげたいものである。どうしてもこだわるなら、今後入ってくる社員が同じことを繰り返さないよう、最初から工夫すればいいのではないだろうか。

(不動産業 企画)

ただ単に量を減らせば継続ができるかというと、そうではないと考えます。本当の理由を尋ね、解決ができない理由であれば、本人の意思に任せたいと思います。定時で帰る事が不可能との事ですが、それは本来あり得ないですし任せ方や業務の切り離しにより定時でも効率よく仕事が行えることもあると考えます。

(アウトソーシング業 人事企画)

男女平等の時代とはいえ、一歩玄関をくぐれば、まだまだ家事は女性が主流という家庭が多いのではないだろうか。今でさえ会社の仕事が厳しいのに、このうえ家庭もとなると遠からずどちらか一方を選択せざるを得なくなる。この女性もそこまで考えて辞めることを決意したのであろう。感情の問題からでなく物理的な問題であるので、説得も難しいと思われる。まさに去るものは追わずが正解であると思う。

(運輸業 経理部)


Bのご意見

彼女の為にサポートをつけてあげれば良いのではないでしょうか?本人の仕事にかけて来た情熱を無駄にするのですか?こうなる前に何とか出来なかったのかな?と思いますけど...。男女の区別無く仕事をさせてきた事に対しては問題ないと思います。問題は別に有ります。社員は道具ではありません。あなたと同じ1人の人間です。男女の区別無く心を持って接してみてはいかがでしょうか?

(某男性社員)

実際問題、上司や同僚の方の対応によって離職するか仕事を続けていくか決まるかと思います。もっと共働きをしている人の現状を理解し、周りが協力してくれない限り、彼女が仕事を続けていけるとは思えません。続けて欲しいなら彼女のいやすい環境にしてあげるべきです。男女平等とはいいますが、実際は夫と家事・育児を分担したくても男性は残業することが多く、女性がほとんどしているのですからそこを考慮するべきだと思います。

(建設業)

まずは説得し、今まで培ってきた業務を生かせるようにしてあげられるようにするべきです。当社でも出産のため退職を余儀なくされる場合もありますが、優秀な方には何とか産休を取ってもらい、女性の幅広い活用を心がけています。また、ある程度女性の活躍の場を提供することも今後企業としての社会的責任といえるのではないでしょうか?

(小売業)

これからは優秀な女性社員ばかりでなく幹部候補と見込んでいた男性社員が親の介護のために休職あるいは退職する事態も考えられます。育児や介護でフルに働くことができないのは数分の一です。そんな些細な理由で優秀な社員を手放すことになって本当に良いのですか。単独または共同で託児所を作るとか法人ベビーシッター契約を結ぶとか解決法はあるはずです。女性社員も初めから両立できないと決め付けているようですが、あなたの方から「ではどうしたら両立できるか」を提案し、会社としてできることを考えてみてはどうでしょう。

(社会保険労務士)

仕事柄定時で帰ることができないというのは、上司の責任だと思います。定時に帰ることができるような手配をすべきだと思います。目をかけ、育ってきた部下が辞めていくのは寂しいことです。ここで一度、公私を含めた話し合いをしてみてはいかがでしょうか?

(サービス業 研究開発)

仕事量に見合う報酬や休みなど、会社的にフォローがなかったのではないでしょうか?この女性の方も男性並に仕事をしてこられて、今まで自分の時間を犠牲にしてきたのに、そこの会社での将来の自分の姿が見えたのではないでしょうか?不景気になると働く女性には、かなり厳しい現実があるのだとつくづく感じる今日この頃です。でも辞めないで頑張ってる女性達でそんなヘンな仕組みを変えて行けたらいいのに・・と思います。

(製造業)

サポートしてあげられるなら、説得して続けるように勧めます。しかし、男女の区別なくさせる仕事で、他の人のサポートがなくては継続できないようでは、仕事に限界が来そうです。それでも残したい人材がどうかによっては、辞めるのも仕方ないという答えになるのかもしれません。

(サービス業)

とにかくもう一度話をしましょう。彼女の言う通りの理由なのであれば、仕事に対する責任感の強い、得難い人材であると思います。あるいは他の不満や人間関係に悩んでいてこのような理由を持ち出しているのかもしれません。ここであっさりと辞めさせてしまっては残る人たちにまで思わぬ影響が出かねません。

(サービス業 主任)


★詳しくはスタッフアドバイザー2004年10月号P.138〜に掲載。

★次回は「言うに言えない…スモハラ受けていませんか?」です。

(あわせて、会社でお困りのトラブル事例を募集しております。ご意見おまちしております。)

(編集部より)

今回は、いつもに増してたくさんのご意見をいただき、説得をするというご意見が7割を超えました。社員の労働能力が問われる時代です。実際にその立場に立ったことのある方の意見にあるように、大事なのは会社としてのサポートと同時に身近な上司や同僚の理解でしょう。大切な人材は一度手放したら戻ってこないのは夫婦と一緒です。双方で時間をつくってホンネをゆっくり話合うことが第一でしょう 。


「実務トラブル あなたなら…」は皆様の投稿によって作られる読者参加型のコーナーです。「月刊スタッフアドバイザー」ホームページでは、購読者以外の方からも投稿を受け付けています。お気軽にご意見をお寄せください。(掲載分には薄謝進呈)



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