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2008年ダイジェスト

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何て呼べばいい?年上の新人君(08.10)
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僕は雑用係じゃない!新入社員ができること(08.05)
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職場の華って?上司からの不快な激励(08.01)

新・タ務トラブル あなたなら…

毎月様々なテーマに対して、あらかじめ選んでいただいた立場から、読者のご意見を述べていただく「新・実務トラブル あなたなら…」。

ここで取り上げるようなトラブルは、とかく曖昧な処置がされがちですが、立場を明確にすることで「どう対応するか」が見えてくるのでは、と考えました。

皆様からの、たくさんのご意見をお待ちしております。

■2007年5月号のテーマ
使う?使わない? 社内託児所の設置
(質問)
子育てをしながら働く社員が増えたので、社内に託児所を作ろうという動きがあります。企業のイメージアップや優秀な人材確保にもつながることから、上層部でも導入に積極的です。運営は専門の業者に委託する予定です。しかし、社員からあっても利用しない、という声が上がっているのです。連れてくるのが大変とか、子供の保育や教育に心配があるというのが主な理由です。折角作っても利用者がいないのでは困ります。社内に託児所、あなたの会社ではどうですか?

〔ご意見の内訳〕

この質問に対して、次のような意見が寄せられました。



Aのご意見

子育てをしながら働きたいという希望を持つ女性は、これからどんどん増えてくる傾向にあります。今の現状だけど見れば、まだ利用者が少ないかもしれませんが、そのような環境を整えることで、採用活動をする上では大きなPRポイントになると思います。本当にそれが必要と感じた時には、もう他社から大きな遅れをとっているかもしれません。

(商社 総務部)

最初はニーズがないかもしれませんが、あるのとないのとでは世間のイメージも社員のイメージも違います。会社は従業員のことを考えてここまでしてくれるんだということをわかってもらえるいい機会です。時代はどんどん変わり、今後ニーズも増えていくと思います。ないよりはあった方がいいと思います。

(鉄鋼卸 人事総務)


Bのご意見

試み自体はいいことだと思いますが、ニーズを把握してから行うべきだと思います。利用者がいないのであれば、せっかくの良い試みも「単なる思いつき」と批判されても仕方ないでしょう。また、利用者がいないものに費用をかけたということで、招かなくてもよい会社への不満を呼んでしまいます。ニーズを把握し設置の理由や説明をきちんとする。まずはそこからではないでしょうか。

(不動産業 課長)

社内に託児所があれば、子供の体調が悪くなった時などにすぐ行けるので助かるとは思いますが、費用面や事故のリスクなど、会社側の負担が大きいと思います。時間短縮勤務等、勤務体系を多様化する制度の導入の方が、現実的ではないでしょうか?

(情報通信業 企画部)

会社での人間関係やヒエラルキーが子供の世界に持ち込まれるようなことがあってはならないと考えます。また、子供同士の喧嘩あるいは怪我があった場合には事態がより深刻となることが予想されます。育児休職・短時間勤務といった制度面で、「子育て支援」への一定の責任は果たしているので、託児所まで設ける考えはありません。

(サービス業 主任)

女性の社会進出で、育児の問題というのが大きくクローズアップされるようになってきました。社内に託児所を作るということですが、社内に作ってどれだけのメリットがあるのか疑問です。遠距離通勤者が子供を連れてくるのにどれだけ苦労するでしょうか。また、その運営方法と子供を預ける側の考えが違えば、利用することはないでしょう。託児所を作るよりも、育児のための制度を充実させるほうが良いと思われます。

(運輸業 管理部)

会社の経費を使うなら、効果的に使いたいものである。会社の施策は、上がってきた内容のほうが長続きするし、「ほどこし的」な施策はかえって社員のやる気をなくしてしまう。ニーズを持っている人の視線、レベルから考えて、行うかどうかを判断したいものである。

(製造業 製造部)

遠距離通勤で満員電車に子供をのせて出勤というのは子供にも本人にもかなり負担がかかります。まずは実際に預ける人がどれくらいいるかを把握するほうがよいと思います。また、近くに子供がいて安心ですが、仕事中に気になってしまうかも…。むしろ預けてきて仕事に集中したいです。

(情報処理業 係長)

託児所に限らず、何でもとりあえずニーズを把握することは重要だと思います。でも少なくても、希望者がいるのなら設置はすべきだと思います。そうしないと、これから産む人が、私もそうしよう、と思えないので。

(法務 事務)

勤務地が徒歩圏内であったり、マイカー出勤であればいいのですが、朝、子供を移動のために通勤電車にのせることは、乳児でなくとも親にも子供にも負担です。また、自分の保育上の理想などが勤務先の託児所でかなうかどうかもポイントだと思います。就学前になれば、休日の友達関係も子供本人にとっては大事なものになってきます。親にとっても同じ時期の子育ての悩みを共有できる友人が、職場以外にいることはプラスになると思います。

(製造業 秘書)


★詳しくはスタッフアドバイザー2007年5月号P.128〜に掲載。

★次回は、「就職氷河期の人材を救い上げるか? 新卒採用?中途採用?」です。

(あわせて、会社でお困りのトラブル事例を募集しております。ご意見おまちしております。)

(編集部より)

ニーズを把握してからというご意見が多数でした。また、託児所よりもまず時間短縮勤務や育児休業などのより気軽に利用できる制度を導入した方が良いというご意見もありました。何でもいいから導入するのではなく、まずしっかり社員の要望を調べてから、その要望に合った制度を導入した方が社員にとっても、また、会社にとっても良いのかもしれませんね。


「実務トラブル あなたなら…」は皆様の投稿によって作られる読者参加型のコーナーです。「月刊スタッフアドバイザー」ホームページでは、購読者以外の方からも投稿を受け付けています。お気軽にご意見をお寄せください。(掲載分には薄謝進呈)



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