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2008年ダイジェスト

何が気に入らないの?私にだけつらくあたる同僚(08.11)
何て呼べばいい?年上の新人君(08.10)
会社は休憩所じゃない!昼休み中の昼寝(08.09)
ケチ?それとも思いやり?お酒の席での支払い問題(08.08)
本音はどうなの?職場での結婚祝い(08.07)
本当にエコ?職場のペーパーレス化(08.06)
僕は雑用係じゃない!新入社員ができること(08.05)
クールビズに比べてどうですか?ウォームビズの実施(08.04)
指導方法に困惑 叱ると落ち込む新人(08.03)
どう注意する?新入社員とブランド時計(08.02)
職場の華って?上司からの不快な激励(08.01)

新・タ務トラブル あなたなら…

毎月様々なテーマに対して、あらかじめ選んでいただいた立場から、読者のご意見を述べていただく「新・実務トラブル あなたなら…」。

ここで取り上げるようなトラブルは、とかく曖昧な処置がされがちですが、立場を明確にすることで「どう対応するか」が見えてくるのでは、と考えました。

皆様からの、たくさんのご意見をお待ちしております。

■2008年4月号のテーマ
クールビズに比べてどうですか?ウォームビズの実施
(質問)
クールビズはすっかり定着した感がありますが、当社ではなかなかウォームビズが実施できずに困っています。暖房の設定温度を20℃にすると寒すぎて仕事にならないというのです。確かにクールビズと違い、寒すぎると風邪をひくなど体調を崩すことにつながってしまいますが、クールビズは実施しているのにウォームビズはしないというのではなんだかアンバランスな感じがします。皆さんの会社ではウォームビズは実施していますか?

〔ご意見の内訳〕

この質問に対して、次のような意見が寄せられました。



Aのご意見

確かに20℃設定だと女性の場合、スカートだったり冷え性だったりで手足が冷えて辛いです。当社も元々は20℃設定で行っておりましたが、やはりクレームがあり今は23℃設定にしています。環境のためにも全社員が納得出来る室温というのを調整して設定していけば良いのでは?と思います。

(建設業 資材部)

クールビズの際もそうでしたが、会社が光熱費削減の格好の「お題目」と捉えており、オフィス内は常時20℃以下しかありません。さらに空調は執務時間内のみです。火の元の関係から発熱器具の持ち込みは禁止されておりますので、女性社員にはひざ掛けが欠かせないような状態です。総務部署には何度か申し入れをしましたが、「環境のため協力して下さい」の一点張り。とにかく弊社では「ES」はまったく重視されておりません。

(サービス業 主任

当社では地球環境の悪化に配慮して、冬季の暖房温度を21℃と定め、全社員に通達してあります。21℃が適温か否かは人それぞれ感覚が違うので一概には言えませんが、寒いと感じる人はベストやセーター、カーディガンなどを着込んで対処しています。苦情が出るかと言えばまったく出ることはありません。先進国の一員として、地球環境を悪化させることに加担はしたくない、という意識は強く持っています。

(運輸業 課長代理

うちの会社ではウォームビズを実施しています。導入直後は寒くて大変でした。風邪をひかないようにスーツの上着を着たまま仕事をしていました。だんだんと体も心もなれてくるようになると、今の環境が当たり前のように感じます。

(職業会計人


Bのご意見

当社では暖房の設定温度ではなく、室内の寒暖計の温度を基準にして各部屋で設定温度を決めています。ただ、クールビズのような服装面での指示は何もしていません。近年、我が国では夏は異常に蒸し暑くなっているので、冷房の設定温度を下げる代わりにノーネクタイを認めることはバランスが取れており、当社でも社員に好評でした。しかし、冬に関しては同じような相乗効果を期待できないと思います。むしろインフルエンザが流行る季節なので、部屋を暖かくして加湿器なども支給するなど体調管理を優先すべきと考えます。

(商社 総務部)

クールビズ、ウォームビズとも、設定温度という数値にこだわった運用がされているのがそもそも誤りではないかと思う。目的は環境への負荷を少しでも減らすことであろう。それならば数値だけが一人歩きする運用はおかしい。目的から考えればできる範囲で負荷を減らせば良いのではないだろうか。寒い暑いは個々人の感覚によるところも大きく、座っている席によっても体感温度は変わってくる。それを一律の温度にして従えというのは個々人から言えばおかしな理屈である。ウォームビスの目的に立ち返って、やれることをまず実践した方がいいのでは、と思う。

(情報通信業 業務部)

工場に隣接して事務所がある関係上、人の出入りが多いので設定温度20℃では全く追いついていません。ジャンパーやコートを着て仕事というわけにもいきませんので、やむを得ず室内の温度を確認して設定温度を調整しています。数年前までは設定温度を20℃にしていましたが、インフルエンザが流行した時に事務所内の人間が半数以上罹ったことがあり、それ以来無理をしないようにしています。設定温度にこだわるより、実際の温度や体感温度にあわせて設定温度をこまめに調整したり、ON・OFF管理をするほうが合理的だと思います。

(製造業 経理課)

当社では、クールビズもウォームビズもどちらもなかなか浸透していません。原因の1つは管理者層が対外的な問題に対して元来余り注意を払っていないという現実があります。何かにつけて保守的な感じですので、すぐには対応が難しいと思っています。世間的に半数以上が行うようになるか、専門家からの忠告があると違ってくるとは思いますが。

(小売業 管理部)

ウォームビズは実施していませんが、環境問題の観点から職場では、エアコンを20度に設定しています。また、それでも寒い場合は、作業着の上に防寒着を着て自分で調整してます。なお、エアコンのスイッチ権は女性を優先するように心掛けてます。

(製造業 係長)

現実的には、「寒い」「風邪をひく」などの一部の人の意見がそのまま通っているところが多いのではないでしょうか。そう言われると「風邪をひいてもいいから温度を下げろ」とはなかなか言えないものです。全社的な取組みをして真剣にやらない限り、浸透しないのではないでしょうか。

(不動産業 課長


★詳しくはスタッフアドバイザー2008年4月号P.130〜に掲載。

★次回は、「僕は雑用係じゃない! 新入社員ができること」です。

(あわせて、会社でお困りのトラブル事例を募集しております。ご意見おまちしております。)

(編集部より)

クールビズに比べてまだあまり浸透していない印象のあるウォームビズですが、実施していないというご意見を見ると、やはり「体調を崩す」という点がネックになっているようです。それでも実施しているというご意見が3割以上あり、ひざ掛けを使うなどそれぞれで工夫をしながらウォームビズに取り組んでいるようです。また、ご意見にあるように頑なに20℃設定を守るのではなく、みんなが納得のいく設定温度を見つけることも大切でしょう。ウォームビズは何のためにするのかということをもう一度考え直してはいかがでしょうか。


「実務トラブル あなたなら…」は皆様の投稿によって作られる読者参加型のコーナーです。「月刊スタッフアドバイザー」ホームページでは、購読者以外の方からも投稿を受け付けています。お気軽にご意見をお寄せください。(掲載分には薄謝進呈)



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