税研ホーム>スタッフアドバイザー>新・実務トラブル>ダイジェスト版 お問い合わせ
スタッフアドバイザー on the web

●記事タイトル検索
 (1990.4〜最新号)
ご意見・ご感想本誌のご紹介本誌購読申込み

投稿コーナー目次
新・実務トラブルあなたなら…投稿受付
投稿受付中のテーマ一覧

岐路に立たされた?!社内クラブ活動
上司はわかってくれないが・・・ 介護の休暇をとりたい
新・実務トラブルあなたなら…ダイジェスト版
ダイジェスト一覧
2008年ダイジェスト

何が気に入らないの?私にだけつらくあたる同僚(08.11)
何て呼べばいい?年上の新人君(08.10)
会社は休憩所じゃない!昼休み中の昼寝(08.09)
ケチ?それとも思いやり?お酒の席での支払い問題(08.08)
本音はどうなの?職場での結婚祝い(08.07)
本当にエコ?職場のペーパーレス化(08.06)
僕は雑用係じゃない!新入社員ができること(08.05)
クールビズに比べてどうですか?ウォームビズの実施(08.04)
指導方法に困惑 叱ると落ち込む新人(08.03)
どう注意する?新入社員とブランド時計(08.02)
職場の華って?上司からの不快な激励(08.01)

新・タ務トラブル あなたなら…

毎月様々なテーマに対して、あらかじめ選んでいただいた立場から、読者のご意見を述べていただく「新・実務トラブル あなたなら…」。

ここで取り上げるようなトラブルは、とかく曖昧な処置がされがちですが、立場を明確にすることで「どう対応するか」が見えてくるのでは、と考えました。

皆様からの、たくさんのご意見をお待ちしております。

■2008年6月号のテーマ
本当にエコ?職場のペーパーレス化
(質問)
わが社では環境への取組みとしてペーパーレス化を進めています。マニュアルや資料など、今までの膨大な量の書類を全て電子化し、いつでも閲覧できるようにしたのですが、せっかく電子化したにも関わらず、ほとんどの社員が閲覧の際にプリントアウトしているようです。確かにモニターで資料を見ても考えがまとまらないことはありますので仕方ないのかもしれませんが・・・。紙の消費量の削減には大した効果もなくペーパーレス化はわが社には早すぎたのかと感じています。いっそのことペーパーレス化を止めてしまおうという声も出ているのですが、どうしたらよいでしょうか?

〔ご意見の内訳〕

この質問に対して、次のような意見が寄せられました。



Aのご意見

我が社も回覧文書はメールへ変更し、会議資料・マニュアルも電子化しましたが、結局印刷している社員があとを絶ちません。しかし、慣れていけば変わるかもしれませんし、長い目で少し様子を見たらどうでしょうか。せっかく導入した前向きな制度を止めてしまうと、ペーパーレスを実施してくれている社員の士気も下がってしまいそうですから。

(情報通信業 企画部)

かつてパソコンが職場に導入され出したころ、同じような意見があちこちで聞かれました(年齢がばれますね)。人間誰しも新しい技術や仕組みに変わった時は大なり小なり拒否反応があるものです。せっかく実現したペーパーレス化ですから徹底的に推進すべきです。かつてのパソコンの時と同じようにあっという間に浸透して、なくてはならないものになると思います。

(製造業 経理課

やらないよりやった方がいいですし、文書を電子化して保管することにより、紙を置いておくスペースの節減にもなっています。また、どうしても印刷してしまったものは捨てる際にOA用紙のリサイクルに出すことでエコに貢献できるはず。絶対ペーパーレス!とがんじがらめにならずに、できることから少しずつやっていけばいいと思います。

(鉄鋼卸 人事総務

あまり効果が感じられないとのことですが、社員の意識には確実に何らかの変化が起きていると思いますよ。最近、エコに関する意識も高まってきていますし、企業が率先してエコに取り組む姿勢を見せることも大切だと思います。

(小売業 経理部


Bのご意見

ペーパレス化の目的が、紙の使用量の削減や業務効率を上げることだとすると、現状のペーパレス化の動きは意味がないことになる。もともと、紙に打ち出す利点は、一覧性だったり、運搬が容易だったり、取り出しやすさだったりする。それを上回るメリット・利点がなければ、いくら大げさな目的を言ってみても、目的が達成されないことは誰が見ても分かるだろう。とにかく、目的に立ち戻って考え直したい。

(サービス業 業務部)

ペーパーレス化のために用意した仕組みの使い勝手が悪いから、意味のないものになっているのだと思います。社員の多くは環境問題について理解しているでしょうし、自身の書類を減らしたいという要望も持っているはずです。だから、ペーパーレス化を止めるのではなく、社員の声に耳を傾けながら、本当に必要な仕組みを作るという意識を持って、見直しを図るべきだと思います。

(商社 総務部)

環境対策を推し進める企業が増えている中、ペーパーレス化というのは意義のある施策だと思います。しかし、世の中にはこの施策に合う企業ばかりとは限らないと思います。私がいるような、年配の管理職が多い企業で、彼らがパソコンの画面だけを見て意思決定を下すというのはなかなか想像がしづらいのです。実際に紙を見せなければ決定を促せないというな人々は、確かに世の中に存在します。アナログな古い会社で、周りがやっているからと言って右ならえで簡単にペーパーレス化開始、というのはなかなか難しいのではと思います。

(製造業 営業事務)

実際に効果がそれほど上がっていないのなら、ペーパーレス化を見直してみた方がいいと思います。社員にもあまりやる気がないようですし、このままそれほど効果の上がらない取り組みを厳しく続けても、社員の間に不満が溜まるだけになる可能性もありますから。と言ってもせっかくペーパーレス化のシステムを導入したのですから、そのシステムは残したままで、「できるだけペーパーレスにしましょう」という程度のゆるいペーパーレスを続けてみてはどうでしょうか。

(製造業 総務


★詳しくはスタッフアドバイザー2008年6月号P.138〜に掲載。

★次回は、「本音はどうなの?職場での結婚祝い」です。

(あわせて、会社でお困りのトラブル事例を募集しております。ご意見おまちしております。)

(編集部より)

ペーパーレス化を進めることで、かえって紙の消費量が増えてしまうことがあるそうです。資料が必要になるたびにプリントアウトし、見終わったら捨ててしまう。環境を考えてのペーパーレス化のはずなのに、これでは逆効果です。また、一口にペーパーレスと言っても向いている業務とそうでない業務があるのかもしれません。紙に書かないと思考がまとまらないという人もいるでしょう。「ペーパーレス」に無闇にこだわるのではなく、何が環境に良いのかを考えて、紙を上手に使う工夫をすることが大切だと思います。


「実務トラブル あなたなら…」は皆様の投稿によって作られる読者参加型のコーナーです。「月刊スタッフアドバイザー」ホームページでは、購読者以外の方からも投稿を受け付けています。お気軽にご意見をお寄せください。(掲載分には薄謝進呈)



Copyright(C) Zeimu Kenkyukai 2004,Allrights reserved.
ご意見・ご感想本誌購読申込個人情報保護への取り組みについて